宮崎出身の日高誠実(のぶざね)が市原市南部の梅ヶ瀬に入村してから140年を記念して
業績を顕彰する記念講演が、養老渓谷駅から数分のところにある記念館前の民家で移載された。ここは、梅ヶ瀬書堂の校長を務めた賀曽利初太郎邸である。
主催はゴールデンスパイクライン実行委員会である。(ゴールデンスパイクとは、個々より北に位置する、地磁気逆転の地層に打ち込まれた杭のこと)
前日には春の雪が降ったが、当日は打って変わって好天気で、多くの人で賑わった。
記念館向かいのこの場所(ポスター写真)に、彼にまつわるお宝を一挙公開、関わっている人や研究者の講演が行われた。
記念館は、苔むしていた廃ホテルを整備し、記念館として立ち上げている。
庭には野点ガセットされていた。この野点傘(つまおり傘)は、門外不出の文化財で、
豊臣秀吉が最後の花見に使った(かもしれない)と言われる物を、特別に貸していただいた物という。(遠縁の親戚が彼の居城前で医者を代々,現在もやっている)
賀曽利邸内には、お宝が所狭しと展示され、その中で講演は行われた。
地域活性化で活躍する関屋氏。廃ホテル改修にも腕を振るっている。
日高誠実の研究本を上程した渡辺氏。
日蓮関係の画で総理大臣賞受賞の、串田氏。’(背景の画像他数点)
熱弁を振るう塚原氏。スライド上映の製作はご本人、御年89才!
関連資料の豊富さは、塚原氏ならではの物。
民家なので入りきれない人続出。まさかこんなに集まるとは予想外、とは塚原氏の弁。
地元ボランティによる漬物、おでん、クロモジ茶が、振る舞われた。
そのためか、野点を楽しむ人は意外と少なかった。
外での行事も多くが参集、挨拶する元一原市長、ゴールデンスパイクライン実行委員会会長の佐久間氏。
里山連合会長の松本氏、かつての宿敵は視線を合わさず、と言っていたら、
あのときは俺が負けてやった、と・・・・、
塚原氏から、前日突然声が掛かり、とにかく来てくれと依頼。
詳細情が分からないまま伺ったのと、お名前を存じ上げない方が多く、
失礼しており、ご容赦下さい。