11月最後の日曜日、毎年出かけている養老渓谷方面へ紅葉狩りに出かけた。
土曜の夜、テレビで、養老渓谷の紅葉模様が放映されたので、混雑が予想された事もあり、温泉街の中瀬遊歩道、定番の粟又の滝方面は避けて、月崎から大久保林道を上り、大福山へ向かった。
毎年ちょっと早いかあるいはちょっと遅いかで、ここ数年タイミングが合っていない。陽が当たらないところはやはりまだ青いところが目立つが、総じてちょうど良いタイミングだった。ただ、色の付き具合が、かなり違う、紅さが良いときにくらべて足らない雰囲気である。
先ず、大久保林道から。
陽が差し始めた頃ならではの景色。
淡い色が多いが、日差し越しの色合いは素敵である。
大福山駐車場は、早くからの人々で既に満杯、かろうじて駐車できた。ここで8時少し前。市主催のファミリーハイキング実施中であった。ここの色合いもかなり薄い。
陽が殆ど当たらないところは、青さが目立つ。
大福山展望台より。
ここから、梅ヶ瀬渓谷へ降りる。杉木立の中を、先ず紅葉谷へ。
色が良いときのような鮮やかな紅さは出ていないが、透過光で見る色合いはやはり素晴らしい。竹藪で見えなかった景色も、綺麗に竹が切り取られていて、以前に比べてずいぶん見通しが良い。
梅が瀬は、雨が降るたびに地形が変わり、土砂崩れなどで、ルートが通るたびに変わっている。紅葉谷を降りきったところにあった丸太橋は流されてなくなっていた。倒木も目立つ。岩の表面の土に根が張り付いているだけなので、大木でも簡単に倒れてしまう。
紅葉谷を降りきれば、川の流れに沿って日高邸跡へ。 つづく