28日の第50巻目の刊行で、男はつらいよの配本が終わった。
映画のシリーズは48作なので、あと2巻は何?というと、
49巻目は第25作寅次郎ハイビスカスの花のリメイク版。
音声をステレオに、音楽も入れ替えて満男の回想にしてある。
さて、50巻目はテレビ版の収録である。
長山藍子の「さくら」と、森川信の「おいちゃん」が、最高である。
が、テレビ版は、初回と最終回しか残っていない。
当時のビデオテープは、1時間もので10万円もしたので、どもの局でも殆ど保存されておらず、
わざわざキネレコ(フィルムに落として保存)したりしている。
NHKの「ひょっこりひょうたん島」や、「新里見八犬伝」などである。
後者は、坂本九の芸術的とも言える名演技(講釈)が素晴らしいのだが、
全500話ほどのうち5話ほどしか残っていない。残念である。
最初にテレビ版のビデオテープが発売されたときは、「男はつらいよ」はもちろん
「泣いてたまるか」の再放送もテープも無く、飛びついたが、1万円近い値段だった。
この後、柴又の街を再現したジオラマの組み立てセットが発売されるが、そこまでは・・・・ネ。