タケチャンのblog

今日がだめなら明日があるさ、明日がだめなら明後日が・・・。何処まで行っても明日がある。

2011年07月

昨日、今日と、山に出かけるには天気がなあ、と思っていたら、
案の定、オープン間際の病院から、追加工事と、トラブル処理のため、
両日呼び出された。メーカーのサービスマンも、電話が切ってあって、どうなるか心配したが、
今日の午前中に何とか解決した。
 
旅もしばらくしてないなあと思っていたら、夕方、テレビで、奇跡の地球物語「西表島」をやっていた。
西表島に行ったのは、NHK朝ドラ「澪つくし」が終わった次の年辺りだった。
梅雨がまだ明ける前で、観光シーズンちょっと前、混み始めるにはまだ、と言うときだった。
男5人、特に決めた予定はなく、沖縄本島で戦跡巡りの定期観光後は、石垣島へ渡った。
 
自転車で竹富島を巡った後、一軒のラーメン屋を見つけたが、誰もいない。
すると前の畑で鍬で耕していたおばさんが「ラーメン食べに来たの? ちょっと待ってて」
暫くするとそのおばさんがシャッターを開けて中から出てきた。
「今は暇だからね。あんたたちなら残さないだろうから大盛りにしてあげる」
 
翌日はモーターバイクで、石垣島一周、
明日もバイクを借りれば、誰も行かないスポット(”神々の深き欲望”撮影地)を教えてくれると言うことだったが、
西表島へ行くことにした。
 
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ジェットボートで1時間、港で迎えてくれのは1台のマイクロバス。
「イヤー珍しいな」
「なにがですか?」
「昨日は女ばっかりのグループで、今日は男だけなんて、珍しいこともあるモンだ」
しかしこちらが驚いたのは、別のことだった。
走り出してしばらくすると、道の途中で、前の車を止めて、宅急便の荷物を渡しているのだ。
そして途中の停留所では、島内移動のお客を乗せたのだ。
 
滝巡りのボート乗り場で我々を下ろすと、
「時間になったら迎えにくるから。これから西の端まで行ってくる」
観光バスに申し込んだのだが、島内の定期バスと、郵便配達や、宅配便を兼ねていたのだった。
 
ボートでしばらく行って、途中から山道に入る。
我々5人と、若い女性が二人、後、2~3人の小規模な「探検隊」だった。
その頃話題だったのは、「ヤンバルクイナ」で、イリオモテヤマネコは、その後だったような気もする。
 
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マリユドゥの滝を目指して行く道々、出会ったのは「ヤエヤマセマルハコガメ」だけだった。
カンピレーの滝では、しばらく水遊びをして、帰路につく。
 
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帰りのボートでは、マングローブを形成するヒルギの木の種が浮いているのを結構拾った。
売店では、良い値段で売っていたのだった。
 
家に帰ってから水槽でしばらく育てたが、結局冬に枯らしてしまった。
 
ボート乗り場に戻ると、マイクロバスが待っていた。
これからまた西の端まで往復するという。
途中、ヤエヤマ椰子の木の生えている村へ入り、しばらくすると、
「あれがワシの家だ」と、自宅を紹介した。
西の端のバス停では、誰もお客はおらず、近所のおばさんが、
「この子を預かってくれ」と言って子供をバスに乗せた。
帰りの道中、我々は、その子を相手にバスの中で遊んだ(遊ばれた?)のである。
 
さて、星の砂がとれる海岸は、大型バスばかりで、もう良い形のが無いので、
良いところを知っているからと、道端で車を止め、ごそごそと畑の中に入り、
海岸に出た。「ここが穴場だ」
確かに、大きめの「星の砂」が取り放題だった。
 
さあ、後は港に帰るだけだと、バスを飛ばし、10分ほど走ったところで、
仲間の一人が、「あっ、カメラを忘れた!」と叫んだ。
バスの運転手「良し取りに戻ろう」
「でも時間が・・・」
「なーに、この車が到着しなければ、船は出ないから大丈夫だ」
砂利道を猛スピードで取りに戻ってくれた。
 
港に着くと、飛行機の時間に間に合わない、とやきもきしている人たちが、
首を長くして待ってくれていた。携帯電話もない時代だ、心配したとおもうが、
誰も咎める人はいなかった。
 
ボートは、来るときにも増して猛スピードで、波を蹴立てて石垣島へ向かった。
ぎりぎりだったが、飛行機の離陸には間に合った。
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結局、誰も海に入らない南の島の旅だった。30年近く前の思い出だ。
 
 
写真はいずれもテレビ画面
 
 
 

今年の気候は変である。
梅雨入り前が猛暑で、梅雨明けからぱっとしない天気、秋が来たような日が続いたと思ったら、
日本各地で集中豪雨で、震災と放射能汚染とのトリプルパンチの大打撃。
本当に大変な年になった。
 
いつもなら各地で花火大会の頃なのだが、今年はどこも中止、
千葉市など、開催予定だったのだが、近隣が中止したことにより、観客が増えると、
警備体制がとれないという理由で中止となった。
 
そんな中、今年も我が町内自治会主催の花火大会が開催された。
いつもなら盆踊り大会の最後なのだが、今年は、出店もなく、花火のみである。
自治会主催なので、公園の真ん中で打ち上げる都合で、観客は桜の木の下、
どうしても、茂った桜の葉越しに見ることになる。
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もちろん花火の規模も、予算の関係でそんなに大型のものは挙げられないが、
周りからは、観に来て良かった、と言う声が結構聞こえた。
間を取りながらも、一時間ほど続いた。
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出店がないのが寂しい、と言う声も聞こえた。
仕掛け花火の最後に、「みこし復活」と浮き上がった。
どうやら、来年の夏祭りには繰り出すらしい。
 
打ち上げの音を聞いて、急遽駆けつけて適当に撮ったのだが、なかなか難しい。

先日の記事で、SP 15の専用ボードが手に入ったことを書いたが、
その後すぐに、プラスチックカバー付きの上位機種SH15BIが見つかった。
30年以上たっているが、探せばあるものだ。
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収まるところに収まったSP15とAT1503Ⅱ。
 
SL1200シリーズなどの、最近まで売られていたものでも手に入れれば良さそうなものだが、
そして実際マーク4,5,6辺りを物色していたのだが、
せっかく今まで、使ったり、保存したりしていたものがあるのだからと、思い直したのである。
 
実用面では、全くのマニュアルで、便利なところは何もないが、それも楽しみの一つなのだ。
お手軽なフルオートタイプもあるので、面倒なときはそちらを使えばよい。
 
と言いながら、よく見ると、オーディオテクニカAT1503Ⅱの根本にちょこんと付いているのは、
オートアームリフターだ(テクニカ製である)。こんなものを使っていたことさえ忘れていたが、
当時、こういうもので、居眠りなどしてしまったときの対応をしていたのだった。
これはオイルダンプ式だが、簡単なてこ式のも使った記憶がある。
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音とは何の関係もないけれど、こんなことも楽しめる要因の一つである。
 
インバーター式照明器具が普及した今では、何の役にも立たないアクセサリー。
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地デジ未対応の事務所のアンテナを、別の仕事のついでに依頼された。
家庭用のアンテナは普段やらないのだが、ここのところ結構依頼が多い。
 
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場所は土浦。
周辺のアンテナは水戸方向に向けてあるが、その方向(後ろに見えるマンションの方向)だと
マンションがジャマして電界強度は20dBμ台である。
東京方向に向けると、各チャンネルともほぼ40dBμで、一安心。
ブースターで増幅すると、千葉テレビもOK(ビットエラーレートゼロ)で、問題なし。
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ところがである、チューナーで十分と言うことで事務所の方が購入に走ったが、
近所の大型家電店では、高価なものが残っていただけで、普及品は在庫なし、
入荷に数日かかるという。これは報道されたとおり。
 
と言うわけで、事務所ではしばらくテレビが見られない。
 
遊覧船には地デジ対応テレビを積んだのだが、これはだいぶ前に購入していたもの。
だが、微弱電界地域で、動き回る船上では地デジの受信は無理であり、初期の目的以外の使用は出来ず
これは残念!

本日24日正午で、テレビジョンのアナログ放送の電波が終了停波する。
今日強引に終了することの是非はいろいろあるが、
今月に入ってから、現場はずいぶんばたばたしている。
 
デジサポ相談窓口の人員を増やしても、ほとんど解決になっていない。
多くの町の電気店では、アンテナ設置が間に合わない受注残があり、お客「どうしたらいいの?」
「デジサポに電話して」
デジサポに電話すると、
「近くの電気店に相談して」と言われて、堂々巡りになっている現実がある。
 
地デジ未対応世帯は10万を切ったとも言われているが、
”サイレント層”の実態は把握されていないようである。
総務相も「地デジ難民の確たる数字は不明」と言っている。
 
わかっていて、自分で対策すればよい人たちは、もっと早く動けば
慌てずにすんだはずだが、物事、いざとならなければやはり腰は重い。
 
先週は秋になってしまったかのような気候だったが、今日もあまり変わらない夏である。
写真は真夏のような5月の空である。
 
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